白髪のセルフカラー商品の選び方と注意点│美容院とのメリット比較
白髪染めには、大きく分けて「美容院で染める方法」と「市販の白髪染め用品を使ってセルフで染める方法」があります。どちらの方法で染めるのが良いか、気になっている方も多いのではないでしょうか。美容院とセルフカラーには、それぞれ異なるメリットがあります。特長をよく理解した上で、上手に使い分けましょう。
この記事では、美容院の白髪染めとセルフカラーのメリットを比較しながら、自分に合った白髪の染め方を選ぶヒントをお伝えします。
目次
白髪はセルフカラーと美容院で染めるのはどちらが良い?
初めに、美容院とセルフカラーのメリットをそれぞれご紹介します。気になる白髪をカバーしたいとき、自分に合っているのはどちらの方法なのか、両者のメリットを比較しながら考えてみましょう。
セルフカラーのメリット
セルフカラーはご自宅で白髪を染められるので、美容院に通う時間がないときに便利です。市販の白髪染め用品を使って、お好みのタイミングで白髪を染められます。そのため、伸びてきた白髪が気になるとき、空いた時間ですぐにカバーできるのがメリットです。また、セルフカラーは美容院に通う合間の部分染めに活用する方法もあります。美容院の白髪染めと併用すると、お店に通う頻度を減らせるので、コスパが高くなるのも大きな魅力といえるでしょう。
美容院で染めるメリット
美容院の白髪染めは、美容師に髪を染めてもらえるのがメリットです。プロが薬剤を塗布するので、自分からは見えにくい頭の後ろ側までキレイに染められます。また、カウンセリングを受けながら自分に合った髪色を選べるのも、美容師に相談するメリットの一つです。
ここまでお伝えしたように、セルフカラーと美容院にはそれぞれ異なるメリットがあります。目的に合わせて使い分けたり、併用したりしながら、キレイな髪色をキープしましょう。
美容院での白髪染めの頻度に関しては、以下の関連記事で詳しくご紹介しています。染める頻度について知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
関連記事:「美容院で白髪染めをする頻度はどのくらい?行けないときの対処法」
白髪のセルフカラー商品の特長と選び方
市販の白髪染め用品を活用するときの、カラーや商品タイプの選び方をご紹介します。理想の髪色を叶えるために、以下のポイントを意識してみましょう。
カラーの選び方
市販の白髪用ヘアカラーの色みは、パーソナルカラーや髪質から選ぶと良いでしょう。
パーソナルカラーを参考にすると、自分に似合う髪色がわかり、色選びの助けになります。タイプ別の似合う色は、以下の通りです。
タイプ | おすすめの髪色 | 「シエロ ヘアカラークリーム」 のおすすめの色番 |
イエベ春(スプリング)タイプ | ・ライトブラウン ・オレンジブラウン ・イエローベージュ ・ミルクティーベージュ など | 2・3・3C・4・4MP・4M |
ブルベ夏(サマー)タイプ | ・ローズブラウン ・ピンクブラウン ・ラベンダーブラウン ・レッドブラウン ・ココアブラウン など | 3P・3PK・3RO・4・4P・4A・4RO |
イエベ秋(オータム)タイプ | ・ダークブラウン ・オリーブブラウン ・カッパーブラウン ・アッシュベージュ など | 3・3C・4・4MP・4M・5・5M・6 |
ブルベ冬(ウインター)タイプ | ・ブラック ・ブルーブラック ・バイオレット ・ボルドー ・ワインレッド ・ローズピンク など | 3P・3RO・4P・4A・5・5P・6・6P |
また、髪質に合わせて色を選ぶのもおすすめです。髪が黒い・硬い・多い・太い方は、メラニン色素の量が多く赤みが出やすいので、レッド系やオレンジ系の色みが合っています。一方、髪が茶色い・柔らかい・少ない・細い方は、メラニン色素の量が少なく黄色みが出やすいので、ゴールド系やアッシュ系が向いています。
セルフカラーの仕上がりを事前に確認したいなら、「シエロ ヘアカラーシミュレーション」でチェックするのがおすすめです。白髪染めの仕上がりをシミュレーションすることで、似合う髪色を見つけられます。
白髪染め用品の選び方
白髪染め用品の選び方は、目的に応じて選んでいくことをおすすめします。
しっかり白髪を隠したい
白髪をしっかり隠したい方におすすめなのは白髪用ヘアカラーです。市販のヘアカラー剤には黒髪用と白髪用の種類がありますが、白髪を染めたい場合は、染毛作用が強く白髪がきちんと染まる「白髪用」を選びましょう。また、全体染めをするなら薬剤の伸びが良く髪全体に馴染ませやすい「泡タイプ」や「乳液タイプ」がおすすめです。部分的に白髪を染めるなら、狙った部分に薬剤を塗りやすい「クリームタイプ」が適しています。
髪にかかる負担を軽減し白髪を隠したい
髪や頭皮をいたわりながら白髪を隠したい方には、白髪用のヘアマニキュアやカラートリートメントをおすすめします。ヘアマニキュアは、髪をコーティングしてツヤを与えます。カラートリートメントは、髪をケアするトリートメント成分と色素が配合され、使用を続けると徐々に白髪が染まるのが特長です。ヘアカラーの合間に髪色をキープしたいときに使っても良いでしょう。
以下の関連記事では白髪染め用品の特長をタイプ別に解説しています。白髪染め用品について詳しくはこちらもお読みください。
関連記事:「セルフで白髪染めする際のポイント|タイプ別カラー剤の特徴」
白髪をセルフカラーするときのポイント
セルフカラーで色ムラなくキレイに染めるには、正しい手順で作業することが重要です。特に、初めてセルフで白髪を染める方は、以下のポイントを確認した上で作業しましょう。
使用方法を確認する
白髪染め用品の使用方法は、商品のパッケージや使用説明書に記載されています。使用前によく読んで、作業手順をイメージしておきましょう。なお、シエロのブランドサイトにはわかりやすい「使い方動画」があるので、上手に染めるコツを知りたい方はぜひご覧ください。
商品に含まれているもの・その他に準備が必要なものを確認する
作業前に、パッケージや使用説明書に記載された内容物や、必要な道具を確認しておきましょう。例えばヘアカラーで染める場合、ヘアカラー剤の他に以下の道具を用意しておくと安心です。事前に準備しておくと、作業をスムーズに進められます。
【ヘアカラーに必要な道具の例】
・鏡
・ヘアカラークロス(化粧ケープ)
・保護クリーム
・ヘアクリップ
・手袋
・汚れても良いタオル など
髪の長さや髪の量に合わせて用意する商品数や使用量を調整する
目安として髪がセミロング以上の長さがある方の場合、白髪用ヘアカラー剤は2箱用意しましょう。薬剤の使用量が少ないと、十分に染まらずにムラが生じたり、染まりが悪くなったりする原因となります。そのため、使用量の目安に従って、しっかりと薬剤を塗布することが大切です。使用量の目安について詳しくは、商品のパッケージや使用説明書でご確認ください。
事前準備をしっかりと整えて、正しい手順で作業することが、セルフカラーでキレイに染める秘訣です。ここまでお伝えした情報を参考に、染める前の準備を始めてみてください。
自分の好きなタイミングで白髪を染めるならセルフカラーがおすすめ!
ここまで、美容院とセルフカラーのメリットを比較した上で、ご自宅でキレイに白髪を染めるコツを解説しました。セルフカラーは、自分の好きなタイミングで白髪を染められるのがメリットです。伸びてきた白髪が気になったら、空いた時間を使ってすぐにカバーできます。ご自身のパーソナルカラーや髪質を参考にしながら、似合う髪色を見つけてみましょう。セルフカラーでキレイに染めるには、正しい手順で作業することが大切です。ご紹介したセルフカラーのポイントを守り、気になる白髪をしっかりと染めましょう。