市販の白髪染めで染まらない原因は?対処法とカラー後のケア方法

忙しくてなかなか美容院に行くタイミングがないときは、ご自宅で気になる白髪を染められる白髪染め用品を使うと便利です。市販の白髪用ヘアカラーは美容院へ通う頻度を抑えられることから人気があり、白髪をカバーしている女性が多くいます。

そんな市販のアイテムを使って「白髪が十分に染まらない」と感じたときは、商品の使い方や選び方を見直すことでお悩みを改善できる可能性があります。この記事でご紹介する染め方のコツや対処法をぜひお試しください。

ここでは、白髪染め用品を使ったセルフカラーで思い通りの仕上がりにならなかったときの対処法や、カラーリング後のケア方法について解説します。

市販の白髪染めで白髪が染まらない原因は?

市販の白髪用ヘアカラーの使用説明書には、ムラなく染めるための重要なポイントが記載されています。セルフカラーで白髪が染まらないと感じたら、改めて商品の使い方をチェックしてみましょう。

塗布量が原因

白髪をしっかり染めるには、薬剤を髪全体にたっぷりと均一に塗ることが重要です。塗布量が少ないと染まりが悪くなったり、ムラが生じたりするおそれがあります。髪が長い方や毛量が多い方の場合、1箱では薬剤が足りないケースもあります。パッケージや使用説明書を確認して、必要に応じて2箱をご準備ください。

塗り方が原因

白髪用ヘアカラーの薬剤を塗布するときは、白髪が気になる部分から塗り始めるのがポイントです。例えば、伸びてきた白髪が目立ちやすい生え際や分け目のほか、白髪が集中して生えている部分から先に塗ると良いでしょう。また、白髪が気になる部分には多めに薬剤を塗るとしっかりと染まりやすくなります。

放置時間が原因

薬剤を塗布した後の放置時間が短すぎると、白髪がきちんと染まらないおそれがあります。商品の使用説明書に記載された時間を守りましょう。なお、薬剤を塗布する作業時間と放置時間はそれぞれ別に確保する必要があります。放置時間を計るときは、薬剤を塗り終えてからスタートしてください。また、薬剤を塗る時間が短くなったら、その分放置時間を長めに取り、全体の時間が短くなりすぎないよう調整することが大切です。

室温が原因

白髪染めをするときは温度管理も大切です。白髪用ヘアカラーの薬剤は、室温が低いと反応が遅くなり染まりにくくなります。適切な室温の目安は20~30℃です。特に冬場は気温が低いので、染まらない原因となる場合があります。放置時間中は適切な温度の場所で待機しましょう。また、商品を温度の低い部屋で保管していた場合は、作業前に適温の環境にしばらく置いて温度を戻してからお使いください。

市販の白髪染めで上手く染まらなかったときはどうすればいい?

もしも市販の白髪用ヘアカラーで上手く染まらなかったら、その後はどのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは、ケース別の対処法をご紹介します。

イメージした色と違う場合の対応

イメージより明るい色になったときは、色選びを見直して、使用したヘアカラー剤よりも1つ暗めの色番を使って染め直しましょう。一方で、イメージより暗い色になったときは、染めた色が自然と退色した後、次回以降のセルフカラーで1つ明るめの色番を使います。暗く染まりすぎた場合は、すぐに明るい髪色に戻すのが難しいのが注意点です。

傷んでいる部分が染まりすぎた場合の対応

白髪染め(白髪用ヘアカラー)は髪質によって染まりやすさに違いがあり、一般的に傷んでいる髪質は染まりやすい傾向にあります。そのため、傷んでいる部分が染まりすぎてしまうケースが少なくありません。ただし、傷んでいる部分はすぐに脱色する場合もあるので、少し様子を見てみましょう。

自分に合った白髪染めのタイプを選び直す

白髪用ヘアカラー剤には複数のタイプがあります。使用した商品で染めにくいと感じたら、髪の長さ・白髪量・白髪が気になる部位に合わせて商品のタイプを見直してみてはいかがでしょうか。以下では、白髪染め(白髪用ヘアカラー)のタイプとそれぞれの特徴をご紹介します。市販の白髪用ヘアカラーを選ぶときにぜひ参考にしてみてください。

クリームタイプ

クリームタイプは薬剤に粘度があるので、生え際や分け目の白髪にピンポイントでしっかり塗れます。液だれしにくく、飛び散りにくいのがメリットです。部分的な白髪が気になる方におすすめします。

シエロ ヘアカラークリーム

乳液タイプ

乳液タイプは、クリームタイプよりも薬剤が柔らかく、髪全体に伸ばしやすいのが特徴です。薬剤をムラなく塗布して、隠れた白髪まで染められます。全体的な白髪を手早く染めるのに適しています。

シエロ ヘアカラーミルキー

泡タイプ

泡タイプは、泡状の薬剤を手で揉み込むようにして塗れるので、セルフカラー初心者でも扱いやすくなっています。全体的な白髪を染めるときや、髪が長い方にもおすすめです。

シエロ ムースカラー

白髪用ヘアカラー以外の白髪染め用品を選ぶ

市販の白髪染め用品の中には、白髪用ヘアカラー以外にも白髪をカバーできる便利なアイテムがあります。例えば「染めた後に目立つ白髪が見つかったので隠したい」「髪をいたわりながら白髪を染めたい」といった場合は、以下のアイテムを活用してはいがでしょうか。

一時着色料

白髪にサッと塗って、一時的に見た目をカバーするアイテムです。くしで髪をとかす要領で使える「クシ形マーカータイプ」や、細かい部分にピンポイントで使える「マスカラタイプ」などの種類があります。お出かけ前に手早く白髪を隠せます。持ち歩きしやすい形状の商品なら、お出かけ先でも役立つでしょう。

カラートリートメント

カラートリートメントは、髪に色合いを与えるアイテムです。使用を続けると徐々に髪が染まり、使用を止めると少しずつ元の髪色に戻っていきます。髪へのダメージがないため、髪や地肌をいたわりながら染めたい方に適しています。ヘアカラーの合間に髪色をキープしたいときにもおすすめです。

シエロ カラートリートメント

白髪染め後のケア方法と注意点

白髪染め後のきれいな髪色を長持ちさせるには、日々のお手入れにも気を配りましょう。最後に、セルフカラー後のケア方法や色持ちさせるための注意点をお伝えします。

白髪染めの後にカラーケア用シャンプーを使う

白髪染めをした髪には、毎日のお風呂でカラーケア用のシャンプーを使うようおすすめします。カラーケア用のシャンプーは、髪へのダメージや色落ちを抑えつつ、髪表面や頭皮の汚れをきちんと落とせるのが大きな特徴です。ヘアカラーをした髪に適した成分が配合されているので、毎日のヘアケアでぜひ活用してみてください。

洗い流さないトリートメントを使う

白髪染め後のデリケートな髪のお手入れでは、デイリーケアに洗い流さないトリートメントを取り入れると良いでしょう。洗い流さないトリートメントはキューティクルの集中的なケアに効果的です。トリートメント成分がキューティクルの浮き上がりを抑えて滑りを良くし、摩擦によるダメージを防ぎます。傷みが気になる部分にお使いください。

白髪染め用品の使い方や選び方を見直して理想の髪色を叶えましょう!

ここまで、市販の白髪用ヘアカラーで染まらないとお悩みの方へ向けて、商品の使い方や選び方を解説しました。白髪用ヘアカラーは、薬剤の塗り方や放置時間、作業する場所の室温などの要因によって染まりが悪くなったり、ムラが生じたりするおそれがあります。また、白髪染め用品の種類によってテクスチャーが異なるので、用途に合わせて選ぶと作業しやすくなります。ご紹介した情報を参考に、商品の使い方や選び方を見直して、理想の髪色を実現しましょう。

シエロ

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シエロ 編集部

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