後ろの髪を白髪染めする手順|後ろを染めやすい商品のタイプ

白髪染め(白髪用ヘアカラー)で色ムラなく染めるには、塗り方にちょっとしたコツが要ります。特に多くの方がお悩みを抱えているのは、後ろの髪の染め方です。後頭部は自分からは見えにくい部分だからこそ、全体染めで薬剤を均一に塗るのが難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、市販の白髪染め(白髪用ヘアカラー)を使った、後ろの髪の染め方を解説します。また、染めた色をきれいに保つポイントや、後頭部を染めるのに適した白髪染め(白髪用ヘアカラー)のタイプもご紹介します。ご自宅で髪の毛を色ムラなく染めるコツをぜひチェックしてみてください。

白髪染めでの後ろの染め方

初めに、白髪染め(白髪用ヘアカラー)で後ろの髪を染める方法をお伝えします。白髪染めの基本的な手順から、色ムラを防ぐ薬剤の塗り方のポイントまでお伝えするため、改めて白髪染めの使い方を確認してみましょう。

染め方のポイント

白髪染めの薬剤を塗布するときは、白髪が特に目立つ部分から塗り始めるのが基本です。例えば、生え際や分け目に白髪が集中しているなら、初めにこれらの白髪部分へ薬剤を塗ることで、染料によってしっかりと染まりやすくなります。自分の白髪の具合に合わせて作業すると良いでしょう。

白髪染めの順番

白髪染めで後ろの髪を染める流れをご紹介します。

染める前にパッチテストを行う

白髪用ヘアカラー剤を使用する前に、必ずパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行ってください。パッチテストには、薬剤によるかぶれの有無を調べて、白髪用ヘアカラーによる肌トラブルを防ぐ目的があります。少量の薬剤を肌の目立たない部分に塗り、一定の時間を置いて異常がないか確認します。商品の使用説明書に従って、染める2日前(48時間前)にパッチテストを実施しましょう。

髪をブロッキングする

後ろの髪までムラなく薬剤を塗るには、ブロッキング(=髪の毛をクリップなどで留めて複数のブロックに分けること)をすると塗り残しによる失敗を避けやすくなります。薬剤を塗布する前に、全体を前後・上下で6つ程度のブロックに分けて、クリップでまとめておきましょう。その際は、髪の毛が絡まらないように、事前にブラッシングした上でブロッキングをするのがポイントです。

生え際に保護剤(クリーム・オイル)を塗布する

ブロッキングの工程を終えたら、髪の毛の生え際にクリームやオイルなどを塗って、薬剤が皮膚に付着しないよう保護しましょう。薬剤が皮膚に付くと、肌が色素で染まるおそれがあります。注意したいのは、作業中に薬剤が付きやすい顔まわり・えり足・耳まわりなどの部分です。市販のワセリンなどを使って下準備しておくと安心できます。

髪を持ち上げふち取るようにえり足の髪にヘアカラー剤を塗布する

準備が完了したら、薬剤を塗布します。まずは後ろの髪を持ち上げて、ふち取るようにえり足の部分を塗りましょう。新たに髪の毛が伸びてきた根元を中心に塗るようなイメージです。その後は1センチごとに髪の毛を横にすくい取りながら、上へ向かって塗り進めます。このとき、少しずつスライスしながら塗るのが、後頭部にムラなく塗布するコツです。

後ろの髪に適した白髪染め(白髪用ヘアカラー)のタイプ

染め方について理解したあとは、どのような白髪用ヘアカラーを使用したほうが良いのかを見ていきましょう。ここでは後ろの髪に適した白髪用ヘアカラーのタイプを紹介します。

後ろの髪をムラなく染めたいときは、市販の白髪染め(白髪用ヘアカラー)の選び方でも注意したいポイントがあります。そもそも白髪用ヘアカラー剤には、テクスチャーに複数の種類があります。それぞれ使用感に違いがあるので、染める目的に応じて使い分けると良いでしょう。後ろの髪を染めるときは、白髪用ヘアカラー剤の中でも、「泡タイプ」や「コーム付きの乳液(液状)タイプ」がおすすめです。これらのタイプは、薬剤を髪全体に馴染ませやすいので、広範囲をムラなく染めるのに適しています。

シエロ ムースカラー

コーム付きの乳液(液状)タイプは、くしを使って髪をブラッシングする要領で染められる使いやすさが魅力となっています。自分からは見えにくい後ろの白髪や、染めづらい内側の白髪を染めるのにぴったりです。泡タイプは、ムース状の薬剤を指で馴染ませることで、広範囲を手早く染められます。セルフカラーで薬剤を上手に塗るのが難しいと感じたら、これらのアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

シエロ ヘアカラーミルキー

白髪用ヘアカラーで白髪染めした後のポイント

白髪用ヘアカラーで白髪染めした後は、きれいな髪色をできるだけ長持ちさせるために、以下の注意点を押さえておくと良いでしょう。ここでは、白髪染めの仕上がりをキープするための、ヘアケアのポイントをお伝えします。

染めた後は髪を濡れたままにしない

白髪染めをした後は、薬剤の影響で髪の毛や地肌がデリケートになります。きれいな髪色を長持ちさせるには、キューティクルの浮き上がりを抑えて、摩擦によるダメージを防ぐことが大切です。髪は濡れると水分量が増えてキューティクルが浮き上がりやすくなります。この状態で髪がこすれ合うとダメージにつながるため、シャンプー後は軽くたたくように水分を吸い取り、ドライヤーで乾燥させてから就寝しましょう。

トリートメントなどでアフターケアを行う

白髪染め後のキューティクルの浮き上がりを抑えるには、洗い流さないトリートメントを使ったヘアケアが効果的です。ヘアトリートメントに配合された成分が髪を保護することで、表面のすべりが良くなり、キューティクルへの負担を抑えられます。キューティクルを保護してツヤを与えるために、アウトバスタイプのトリートメントを活用しましょう。また、カラーリング後の日々のお手入れでは、ダメージ補修効果が期待できるカラーケア用のシャンプーやトリートメントを使うのもおすすめです。

シエロ カラーケアプログラム シャンプー&トリートメント

ヘアカラーした直後にパーマをかけない

白髪染めをした直後にパーマをかけると、色落ちや変色が生じるおそれがあります。その理由は、パーマ剤にヘアカラーの色を壊す作用があるためです。色持ちさせるためにも、ヘアカラーの直後はパーマを控えておきましょう。どうしてもパーマをかけたい場合、目安としてヘアカラーから1週間は期間を空ける必要があります。美容院でスタイリストに相談してみてください。

白髪染め(白髪用ヘアカラー)の選び方に工夫して後ろの髪をきれいに染めましょう!

ここまで、セルフカラーで白髪を染めるときに後ろの髪をムラなく染めるコツをご紹介しました。白髪用ヘアカラー剤は、白髪が特に気になる部分から塗り始めましょう。また、白髪染めをする前に髪全体をブロッキングしておくと、薬剤の塗り残しを防いできれいに染めやすくなります。ムラなく染めるには、白髪用ヘアカラー剤の選び方も重要となります。コーム付きの乳液(液状)タイプや泡タイプは、自分から見えにくい後ろの髪まで薬剤を馴染ませやすいので、初めてのセルフカラーにもおすすめです。ご紹介したやり方のコツを押さえて、気になる後頭部の白髪をご自宅で染めてカバーしましょう。

シエロ

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シエロ 編集部

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