白髪染めの頻度の目安と回数を減らす方法は？白髪を増やさない工夫

公開日:2024年08月09日

仕事や家事で忙しい日々を送っていると、つい美容院へ行くタイミングを見失って、白髪ケアがおろそかになってしまうこともあるでしょう。気になる白髪をカバーするには、具体的にどれくらいの頻度で染めれば良いのでしょうか。なかなか美容院へ通う時間を取れなくてお悩みなら、市販の白髪染め用品を活用して、セルフカラーで白髪を染める方法もおすすめです。

ここでは、白髪染めの頻度の目安や、できるだけ回数を減らすためのお役立ち情報をご紹介します。気になる白髪の対策のために、ぜひ参考にしてみてください。

白髪染め（ヘアカラー）の頻度

まずは、一般的な白髪染めの頻度を確認してみましょう。染める頻度は、白髪の量によっても異なります。ここでは、白髪の量に応じた頻度を解説します。

白髪を染める頻度の目安

理想的な白髪染めの頻度は、白髪の量によって異なります。

まだそれほど白髪が目立たない場合、染める頻度は3カ月～4カ月半に1回が目安となります。個人差があるものの、一般的に加齢にともない白髪が生えやすくなるのは30代からです。ただし、30代でも白髪が気になる場合は、1カ月～2カ月に1回くらいのペースで染めても良いでしょう。ご自身の状態に合わせて染めるのがポイントです。

白髪が目立ってきて、分け目・生え際・顔周りなどが気になる場合、染める頻度は1カ月半～2カ月に1回が目安となります。白髪量が多く、見た目の印象が気になるのであれば、1カ月に1回を目安に白髪を染めるようおすすめします。40代になると、30代の頃と比べて白髪が目立ってくる傾向にあります。

さらに白髪が増えて、髪の毛が伸びる度に根元の白髪が目立つのであれば、1カ月に1回の頻度で染めて、キレイな髪色をキープするようおすすめします。髪の毛は1カ月で約1cm～1.5cm伸びるので、多くの方に白髪が生える50代になると、ひと月ほどで白髪が目に付きやすいと感じます。

部分染め（リタッチ）をする場合の頻度

ここまでお伝えしたように、白髪量が多くなると1カ月ほどで根元の白髪が伸びて目立ちやすくなります。伸びてきた白髪を放置するとストレスにつながるものの、こまめに全体染めをするのは手間がかかるでしょう。そこでおすすめなのが、全体染めを行う合間に、部分染め（リタッチ）をしてキレイな髪色をキープする方法です。伸びてきた白髪部分だけをリタッチで染めることで、お手入れの手間を抑えながら、美しい髪色を保つことができます。

部分染めをする頻度は、全体の白髪染め後2～3カ月の間に、2～3回ほど根元を染める程度が目安です。美容院に通う合間にセルフカラーで部分染めをすると、キレイな仕上がりを長持ちさせられます。例えば「シエロヘアカラークリーム」なら、専用コームのミニブラシを使って根元や生え際の白髪をポイントで染められます。必要な分だけヘアカラー剤を使用して、残った薬剤は次回の部分染めに取っておけるので便利です。

ヘアカラーを使った白髪染めの頻度を減らす工夫

市販の白髪染め用品を上手に使えば、ヘアカラーの頻度を減らすことができます。それぞれの白髪染め用品の特徴をよく理解して、目的に合うアイテムを上手に使い分けましょう。ここでは、市販の白髪染め用品を活用した白髪の対処法をご紹介します。

カラートリートメントの使用

カラートリートメントは、白髪染めとトリートメントの機能を兼ね備えたアイテムです。トリートメントに染料が配合されているため、使用を続けると髪が染まります。白髪を染めながらトリートメント効果が期待できるので、髪をいたわりながら染めて白髪を隠したい方におすすめです。全体染めの合間に使うと染めた色を長持ちさせられるので、染める頻度を減らすことにつながります。

「シエロカラートリートメント」はトリートメントベースのカラーで、髪をいたわりながら気になる白髪をカバーできるのが魅力です。天然由来のツヤ成分を配合し、健やかな髪へ導きながら染められます。

ヘアマニキュアの使用

ヘアマニキュアは、髪の表面を染料でコーティングして染めるタイプのアイテムです。色持ちは約3週間～1カ月が目安で、髪への負担を抑えながら染められます。染毛と脱色を行う白髪用ヘアカラー剤とは異なり、元の髪色よりも明るく染めることはできませんが、髪に色合いとツヤを与えられます。ヘアカラーの合間に使うと色みを長持ちさせられますが、その後にヘアカラーをする場合は一定の期間を空けましょう。

「シエロオイルインヘアマニュキュア」は、ツヤ髪オイルや潤い成分など、こだわり成分を配合。染まりと色持ちを重視したジェル型の薬剤が根元に密着して、一度でしっかりと白髪が染まります。

白髪を増やしたくないときにできること

できるだけ白髪を増やさないためにも、白髪の原因を押さえておくことが重要です。ライフスタイルでの注意点を知っておくと、白髪が増えにくい生活習慣に近づけられるでしょう。最後に、ご自分でできる対策をお伝えします。

白髪の予防に役立つ食材を取り入れる

食生活の栄養バランスが乱れると、健康的な髪を作るために必要な栄養素が不足し、白髪につながります。日々の食生活では、栄養バランスを考慮して、白髪の予防に役立つ食材を取り入れましょう。

健康的な髪の毛を作るために必要な栄養素として「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」が挙げられます。これらの栄養素を積極的に摂るよう意識しましょう。また、黒々とした髪の毛を作るには「カルシウム」や「銅」も必要です。不足しがちな栄養素を取り入れて、白髪の予防につなげましょう。

【栄養素を含む主な食品】

・タンパク質…乳製品、肉類、魚介類など

・亜鉛…牡蠣、海藻類、レバーなど

・ビタミン…豚肉、卵黄、緑黄色野菜など

・カルシウム…乳製品、小魚、海藻類など

・銅…干しエビ、ナッツ類、大豆など

できるだけストレスをためない

白髪とストレスは関係があるといわれています。現代のライフスタイルにストレスはつきものですが、できるだけストレスを和らげ、自分なりにリラックスできる方法を見つけてみてはいかがでしょうか。例えば、簡単なヨガでゆったりと体を動かしたり、お好みのアロマの香りを使ってリフレッシュしたりすると良いでしょう。このほかにも、好きな活動や趣味に取り組む時間を作るのもおすすめです。

生活習慣を見直す

不規則な生活習慣は、髪の毛の健康にも好ましくありません。髪や頭皮を健やかに保つためにも、十分な睡眠を取り、バランスの良い食生活を心掛け、規則正しい生活を続けることが重要となります。例えば、油の摂りすぎは血流に悪影響を与えるとされるため注意が必要です。髪や頭皮の健康を守るために生活習慣の改善に取り組みましょう。